普段、部屋で作業している時は無音か、iPodプレーヤーを使い小音量で音楽を流しています。 ちゃんと聴きたい時はヘッドホンを使用。
・バッテリー内蔵ですが、持ち出すこともないので無駄仕様でした。 日々のBGM使用はコレで充分。音質は‥‥お察し。
部屋には古いミニコンポを置いています。 CD-R,-RWの録音機能の付いたレシーバーで、レコードを録音するために 買ったものですが、すっかり出番がなくなりました。 先日、たまにはこれも使ってみるかと、久々にCDを再生してみました。 ん?‥‥、ちょっと違和感。 こんな音だったかな?
前面のサランネットを外してみてビックリ!! スピーカーのエッジがボロボロになっている!! まさかの驚愕の光景に絶句。 ちょっと調べてみるとこのスピーカー、経年劣化で 皆、同様の状況になっているようでした。 エッジがウレタン質の素材で、劣化が著しいようです。 このスピーカー、特に思い入れがある訳でもないけど買い替える気もないし、粗大ごみにもしたくないのでエッジを交換して継続使用することに。
ネットで同サイズのエッジを探したのですが、なかなか見つからない。 なんとか使えそうなサイズがあったので購入。 ついでに接着剤も。 買ったエッジはゴム系の素材なのですぐに劣化することはないでしょう。
まず、スピーカーの取り外し。 六角穴のボルト×4本を外します。
スピーカーを引き出します。
ケーブル接続端子を抜き、接着されていた前面の プラスチック製の枠も外します。
こちら、スピーカーの背面です。
劣化したエッジは、触っただけでボロボロと崩れます。
スピーカーのコーン紙裏側、エッジの残骸を ペーパーナイフで削り取ります。
スピーカーフレーム側に残ったエッジ接着部を マイナスドライバーを使ってこそぎ落とします。
劣化したエッジを全て取り除ききれいになりました。 エッジがなくなると、なんとも間抜けな姿になります。
購入したエッジを仮に取り付けてみます。 サイズはピッタリのようです。 エッジをどうやって接着すればよいのか少々悩みました。 取付けの作業は接着剤が乾かないうちに手早く行ったので、経過の写真は撮っていません。 エッジとコーン紙の境界部分に接着剤が少々はみ出して‥‥、まあこんなものでしょう。 続けて2本目のエッジ交換。こちらは要領がわかったので比較的きれいに仕上がりました。
作業完了してから接着剤の説明書きを読むと、接着剤塗布から5〜10分ほど経ってから貼り合わせてくださいとのこと。 速乾でないものを買ったのですが、そんなにゆっくりでよかったんですね。 説明は使う前にちゃんと読まないといけません。
作業当日はエッジ交換したままで一晩放置、接着剤を乾かします。 翌日、分解した逆の手順で取付け。 さらに一日おいて鳴らしてみました。 騒音源にはなりたくないので、小さな音でしか鳴らしませんが、とりあえずこれで完了です。
エッジの素材が変わったせいか、記憶にある音のイメージとちょっと違う気がする。 気のせいか音が硬いような…。 まあ、そんなにこだわりがあるわけでもないし、これからもあまり使うことはないと思うので 良しとしましょう(笑)
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